今日までの話を互いに半分ぐらいずつ披露したところで、二人連れ立ち、パドックを後にする。杉木立の下、先にインしたのはCRF150RⅡだった。昂ぶる排気音がチェーンを引っ張り、リヤタイヤが土の塊を後ろへと弾いた。 丸めた背中を小さくシートに乗せたまま、…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。