2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

短いけど・・・楽しい夏休み! in 鮫川~その4

10時もかなり過ぎた頃、福島ナンバーのコースターがパドックに入ってきた。モトクロスの“お仲間”がやってきたようだ。キッズかと思えば、まだあどけなさの残る女の子、通い慣れている風な娘の駆るマシンは・・・何とYZ125だ!長身に青いウェアが、どことなく…

短いけど・・・楽しい夏休み! in 鮫川~その3

雨を吸った路面がリヤタイヤに絡みつく。ただ、山砂のおかげか、始末に負えないほどじゃない・・・かえって程好く喰いついてくれて、ちょうど良いぐらいだ。裏の下りにある“亀裂”と二つの大きな水たまり、そしてブレーキングギャップにできた泥濘が一つ・・…

短いけど・・・楽しい夏休み! in 鮫川~その2

お気に入りの大坂に、たっぷりと陽が射している。先客は多摩ナンバーのステップワゴン、車内にはまだ青いマシンが積まれたままだ。ちょうど二日前、ひどい雷雨に見舞われたというコースは、雨水の勢いが路面に幾筋もの軌跡となって刻まれている。奥の森へと…

短いけど・・・楽しい夏休み! in 鮫川

先週に続いて、土曜日の朝4時。東の空がほんのりと蒼く醒めていく。8月最後の週末、遅ればせながらの夏休みは『Summer』を聴きながらの北帰行。福島の鮫川村に向かって、国道4号線を北上だ。 宇都宮を過ぎた頃から、薄雲が重そうな灰色に変わっていた。しば…

下りとジャンプ・・・どっちもまだまだ、永遠?!の課題だ~その4

お昼まで残り30分ほど。午前中の“締め”は、二本目のバトル練習だ。一本目とは反対に、先行するCRFをRMが追いかける展開・・・だいぶ感覚が戻ってきたのか、1周目から吹け切った音を残して走るCRF、マズイ・・・着いていくのが精一杯だ。しかし、その走りは2…

二回目の短い夏休みで・・・福島への出撃準備が完了!

長くても短くても“夏休み”は“夏休み”。太陽も元気で、疲れを知らない・・・夏休みにはうってつけだ。週末の準備もあるし、短い夏休みにした朝・・・もうすぐ30℃になろうかという晴天が、なぜだかうれしくてたまらない。 榛名を走ったままのRMと、PURETECHか…

下りとジャンプ・・・どっちもまだまだ、永遠?!の課題だ~その3

来月末の「イバMOTO」に意欲を見せる“連れ”と、午前中、一本目のバトル練習開始!最終コーナーを立ち上がるRMに、スタート地点で待ち構えていたCRFが追走してくる。ほぼ3ヶ月振りの奴に負ける訳にはいかない。野太い150の排気音を後ろに聞きながら、早目のス…

「もう、終わりだね・・・さよなら、さよなら、さよなら」と、その前に・・・

「起きないのー!」・・・keiの大声が階段から聞こえてくる。サイドテーブルの上で、腕時計が6時10分を回ろうとしていた。珍しく“二度寝”、完全に寝不足の仕業だ。真昼の猛暑は我慢できるけど、寝苦しい熱帯夜は勘弁してほしい・・・。あわてて下に降りると…

下りとジャンプ・・・どっちもまだまだ、永遠?!の課題だ~その2

最後の急坂をゆっくりと上がり、パドックに出る。遮るもののない眺めは相変わらず、芝生の緑が陽射しを浴びてきらめいている。コース上、上りストレートにブルが停まったまま・・・8時を過ぎたばかり、我々が一番乗りだ。 満載の荷物に、RMとCRF・・・Bongo…

下りとジャンプ・・・どっちもまだまだ、永遠?!の課題だ

照るのかどうかもわからない夜明け前。朝の4時・・・土曜日とはいえ、この時間に起きるのは少々辛い。暗くて蒸し暑い中、30分ほどで支度を終えて、待ち合わせ場所の群馬県大田市に向かう。1時間も遅れて着いたGWとは違って、今日は5時55分、予定の5分前に到…

忍者と『源流まつり』と大福売りの娘さんと(続き4)

<8/7の続き・・・最終話まで、あと少し?!> ※今日8/21は榛名でぐったりするまで走っていました・・・kappaさんの話など詳しいところは、また後日! 校庭のような「第一スポーツ広場」は、祭りのメイン会場らしく、多くの人で賑わっていた。広場の縁には隙間…

群馬支部からの連絡では・・・現地はベストコンディションらしい

夕べからの涼風が、曇り空の下をそよいでいる。Tシャツを着たまま目が覚めたのは、ずいぶん久しぶりだ。大雨が降ることもなく、ただ涼しいだけの朝。黄金色に染まり始めた稲穂が、風に触れて、擦れ合うように音を立てていた。 降っていなければ当然XR230、昨…

愛してくれて・・・・・・・・・ありがとう!!!

「折り畳み傘があると安心でしょう」。宇井ちゃんの言葉を“都合良く”解釈して、XR230を引っ張り出してくる。朝から降っているわけじゃないし、せっかく“バイクの日”なんだから、バイクに乗らないと。土砂降りにならなければ我慢もできるはず・・・見上げる鈍…

できれば9月になる前、最高気温30℃以上の日に・・・

上野から京浜東北線の1号車、それも運転席が見える真ん前に乗り込む。一緒に乗り込んだ家族が四人、乗降口とは反対側のドア周りに、丸く陣取っていた。上の子は小学3、4年生ぐらいだろうか、お父さんが着ているターコイズブルーとはどうにも釣り合わない、深…

「ライトハンド奏法」なんて言う奴、今でもいるのかな?

クルマがなくてはどうにもならない。どこに行くにも世話になりっぱなしの、いわゆる田舎暮らし。毎日乗っていれば、走行距離も当然伸びる。我が家では、大型家電製品よりも短命なのが、日々の足として活躍する愛車たち。今、一番“寿命”に近いのが、keiの足「…

夏の終わる予感・・・

陽が昇って明るくなってくると、部屋全体がたっぷりと湿気を含んだ空気に満たされていくようだ。風も吹かない朝は、横になっているだけでも汗ばんでくる。汗を吸ったTシャツはすでにベッドの下、裸のままうつぶせになった背中に、うっすらと汗が滲んでいる。…

MX版“夏フェス”in谷田部・・・真夏を右肩に刻みこんで(最終話)

「見られているって、良いね!」・・・ヘルメットを取るとうれしそうにつぶやく。コースアウトしてきたryoの第一声だ。ショートカットして何回も何回も走る姿を、machi-sanと二人で眺めていたのに気分を良くしたのだろう。元IBの熱い走りに触発されたか、そ…

MX版“夏フェス”in谷田部・・・真夏を右肩に刻みこんで(続き)

昼休みになってすぐ、南風に流され落ちてきた雨も、気がつけば止んでいた。ちょっと気を揉んでいた台風の雨はまだ大丈夫そうだ。セヌーさんを入れても“ほぼ身内”という状況が、パドックにのんびりした雰囲気を漂わせている。1時も過ぎてから徐にウェアやブー…

MX版“夏フェス”in谷田部・・・真夏を右肩に刻みこんで

台風をものともしない“408組”が「谷田部エンジョイスポーツランド」に集結した。はるか上空の薄雲を背景にして、まばらな綿雲が強い風に流されていく。夏の太陽は、出たり隠れたりの繰り返し。「昼過ぎには雨」の予報も何とかしてくれそうな、青い空が覗いて…

いつもの練習ともレースとも違う・・・充実の一日(最終話)

※今日8/12は谷田部で「夏フェス feat. 408組」。詳しくは近日公開!?・・・お楽しみに! 太陽が傾き、テントに入り込む陽射しを避けながらの昼食。冷やしタヌキうどんやらカップ焼きそばやら・・・およそイベントらしからぬメニューが勢揃い、いつもの昼食風…

いつもの練習ともレースとも違う・・・充実の一日(続き3)

陽射しを遮るテントの下、扇風機の風を浴びながらエキスパートクラスの“妙技”を眺める。ブレーキング、バンク角そして立ち上がり・・・その勢いと速さは、まさに異次元、完全に一線を越えた走りだ。uchino車も2ストらしい突き抜けた高音を残して、森の中へと…

いつもの練習ともレースとも違う・・・充実の一日(続き2)

抱えたタイヤをBongoに積み込んで、いよいよ走行開始。初っ端で速度もそれなりだと、思いっきりフロントが喰われてしまう。自分では“後乗り”で突っ込んでいるつもりでも、ブレーキングでふらつくからスロットルも開けられず、さらにフロントがめり込んで・・…

いつもの練習ともレースとも違う・・・充実の一日(続き)

遅れていた参加者、そして渋滞にハマっていたカメラマンが続々と到着して、ようやく“開会式”。PAの準備が終わり、さやちゃんの“あいさつ“と“準備体操”で、RIDE DAYが始まった。ひとつだけ足りなかったのは・・・仕事で来られなかった“歩希ちゃん”。ryoが再会…

いつもの練習ともレースとも違う・・・充実の一日

すっかり明るくなった部屋、開け放した窓から“一晩寝かされた”空気がゆったりと流れ込んでくる。午前5時、いつもの週末より1時間も早い起床だ。楽しみにしていた「RIDE DAY」は、少し雲の広がる朝で始まった。 谷田部へと向かう県道は、意外と混み合っていた…

忍者と『源流まつり』と大福売りの娘さんと(続き3)

※今日8/7は谷田部でRIDE DAY。楽しいこと、嬉しいこと、いろいろありました!・・・なので、“出来事”は後できっちり書くつもり。 <7/2の続き・・・最終話にはならず> 待つこと数分・・・一応、村の中にはいるようだ。ただ、「お祭りで大福?!を売っている」…

7月最後の走行は・・・“夏の想い出”になっちゃったかな?~完結編

<昨日の続き> “簡易シャワー”で水浴びしてから、ゆっくりと後片付けを開始。遊んだ後はホントに面倒だ・・・おまけにまだ暑いし・・・。積み込みがほぼ終わったところで再び“水浴び”。後片付けの汗を流してから“まっさら”の下着に着替えられるのは、すっご…

7月最後の走行は・・・“夏の想い出”になっちゃったかな?~その5

<8/3:その4からの続き> 「ryoも走れないし、今日は上がるか」・・・“魔法の券”だからというわけではない、ちょっぴり弱気な思いが一瞬、頭をよぎる。ryoがブッ飛んだフープスを超えたところでコースアウト・・・ようやく“感じ”が戻りかけていたのに・・・…

まだお盆休み前なのに・・・ちょっぴり感傷的に

歩道に並んだ街路樹が、車道に長く大きな影を落としている。立秋が近づき、太陽の軌跡も低く緩やかになってきたようだ。西からの陽射しは、風に捲かれて眩しさだけになっていた。 波打つ緑の海を、薄く色づいた西日が優しく撫でていく。稲穂がざわざわと音を…

7月最後の走行は・・・“夏の想い出”になっちゃったかな?~その4

<昨日の続き> 傍らで一部始終を眺めていたryo。Tの一言に傷心、怪我よりも痛かったようだ。「ニコニコ(二個二個)デイッテタカラ・・・ウシロカライッテモ、ダイジョウブダトオモッタヨ」。まさか目の前で“とっちらかる”とは思わなかったんだろう、その“…

7月最後の走行は・・・“夏の想い出”になっちゃったかな?~その3

<昨日の続き> 軽傷だったのも、Tのおかげ。目の前に転がってきたryoにブレーキこそ間に合わなかったものの・・・できるだけ損傷が少なくなるようにと、後先考えずにスロットルを全閉。前下がりの姿勢でryoの背中を避けるように着地、そのまま身体を地面に…