2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧
午前中のフリー走行が終了、まるでレースを3ヒート走ったような感覚だ。その心地良い疲労感に包まれながら迎えた昼休みは、眩しさだけじゃなく、しっかりとした陽射しに照らされて・・・テントを持ってこなかったことが恨めしく思えてしまうほど暑い。ただ、…
全開どころか10分と持たずに“腕上がり”・・・あろうことか、スタート地点でまさかの“途中休憩”。iguchi師匠の笑みが痛い・・・。谷田部での「夏フェス」以来、密かな課題にしている“全開走行”・・・2スト85マシンでも、そうそう開けられるわけじゃないけど・…
大きいのと小さいのと、もっと小さいのと・・・3クラスで、それぞれが20分を3回ずつ、合計1時間の練習時間が用意されている。練習とレースを“お値打ち”で楽しめるのがイバMOTOのいいところ。いつもと同じ9時からフリー走行が開始、最初は“大きいの”の、フル…
入口付近に陣取るのは・・・イバMOTOに並々ならぬ闘志を燃やし、気合いも十二分の“ニセmanabu”。いつの間にか愛車ハイゼットの後ろに、真新しい黒のトレーラーがくっついている。やっと納車されたんだ・・・良かったね!隣に横付けしようとしたら、そこは大…
<昨日の続き・・・ようやく最終話> ※今日9/26はイバMOTO第三戦・・・サンデーとオープンに分かれて参戦した結果は・・・また後日詳しく! エンジンがかからないCRF。疲れきったkazuに、もはや再始動させるだけの脚力は残っていなかった。RMを山肌に立てか…
<昨日の続き・・・最終話に届かず> 最後のクール、いきなりスタート練習から始めるryo・・・イバMOTOを意識してなのか、抜かりがない。“1周限定”の全力疾走で締めくくったryoが、すでに十分満足した会長に続いて練習走行を切り上げる。二人をスタート地点…
<昨日の続き> 細かいコーナーは別として、上りは全く歯が立たない。さすがは450の排気量、格が違い過ぎる。お互い譲らないまま走行を続け、途中から乱入してきたryoと3台が揃ってパドックに戻ってみると・・・すでに12時を回っていた。 朝方の涼しさで思わ…
<昨日の続き> しばらく単騎でコースを駆け回る。粘土質の路面と違って、慣れてくれば重馬場もご機嫌に映る。轍が出来てもタイヤの一蹴りで砕けるほどだから、嫌になるほどのこともない。駆動力を奪われる分、かえって全開にしやすいし・・・山砂に覆われた…
<9/20の続き・・・とんちんかん、コースイン!> 走り出していないのがわかったのだろう、2周ほどしてryoが戻ってきた。KXの下回りにこびりついた山砂がキラキラと光って見える。思ったとおり“重馬場”といったところか・・・。支度の整っていないとんちんか…
復活した真夏日のおかげで、朝からミンミンゼミまで鳴き出す始末。そのまま太陽が昇りつめた真昼は、降り注ぐ陽射しが痛いぐらいだ。これまでの力強さは感じられないものの、涼しさに慣れ始めた素肌を必要以上に刺激する。そんな陽射しあふれる昼休み、眩し…
上りのストレートに二本の軌跡・・・ブルで均された二本の筋が、陽射しに照らされて白く光っている。木曜日の夕立がお気に入りの山砂に残って・・・かなり重たそうな雰囲気。ただ、森さんのおかげで、ギャップはなさそうだし、楽しく走れそうだ。 先客は3台…
日付が“今日”に変わる頃、寝室に人影が入ってくる。keiだ。「バイト、休めたから」・・・ryoからの伝言らしい。モトパーク森には、どうしても行きたいようだ。RMとワタシの荷物は、すでにmasaru-chan号に積み込まれている。明日は・・・久しぶりに軽トラの出…
淡く白い雲が、さざ波のように東の空から西へと延びている。太陽はその奥にあって、柔らかな陽射しを届けている。わんこたちの散歩で汗ばむこともない、爽やかな朝・・・いつしか季節はめぐり、空気が入れ替わりつつあった。 散歩から戻ってくる頃には、雲の…
どんよりとしていたはずの空が、いつしか晴れ渡っていた。黄昏が微かに赤みを帯びて・・・明日も天気が良さそうだ。MX408コース情報を開いてみると「コースは、水溜りもなく大雨が降ったわりには、良い状態です。今日も良いお天気なので、明日は、ベストコン…
雨の朝、忘れかけてた夢を見た。 そこで見た光景は、走った記憶のないモトクロスコース。見覚えのない曲線が続いて、ジャンプも馴染みのない角度。でも、わずかに路面の轍に懐かしさを覚えるのは・・・なぜだろう?おまけに、なぜかコースマーシャルがsaito…
春日部駅で上りの準急を待つ。降り出した雨のせいか、かなり肌寒い朝だ。ベンチに座って灰色の空をぼーっと見ていると、向かいのホームに乳白色の車両がゆっくりと停車した。くすんだ橙色が引かれた車体は・・・特急「スペーシア」、浅草と鬼怒川温泉を結ぶ…
陽が落ちた途端、宵闇が一気に涼しさを運んできた。紫色の空に浮かぶ黒い雲、稲刈りの終わった田んぼに、緑色の葉が伸び始めている。肌触りのいい乾いた風が、ジャケットをはだけた胸から背中に流れていく。昼間の残暑が気のせいだったかのようだ。 テレビ画…
一晩経っても、まだ耳の奥に残る旋律・・・そして、感傷的で物語をなぞったような歌詞。ONE PIECEのオープニング『One day』は、ルフィの想いが散りばめられていて・・・ちょっぴり切ない気分にさせられるけど、静かな勇気をくれる、いい曲だ。 ONE PIECEの…
太陽が雲間を行ったり来たり。陽射しが奪われた庭先は、動き回っていても暑さを感じない。風が冷たく感じられる。空には雲が多いものの、気がつけば秋空、乾いた空気が涼やかな風になって吹き渡っていた。夏の終わりなんて、案外あっさりとしているのかもし…
水漏れを起こして、勢いが無くなってしまった高圧洗浄機・・・泥じゃなくて埃まみれのRMで良かった。うっすらと茶色くなっただけの車体を、普通の水道ホースに毛が生えた程度の水流で洗い流す。モーターだけが威勢のいい音を出して、近所迷惑もいいところだ…
陽が大きく傾いて、コースにも陰影が深く刻み込まれてきた。日陰では一瞬、路面を見失ってしまうほどだ。manabuとのバトルが終わっても、一人で走り続ける・・・集中力が途切れるギリギリまで頑張ってから、パドックへと引き上げていくと、時計は4時を回って…
初めてのコース、滑る路面、タイトなレイアウト・・・“腕上がり”する条件が十分に整っている。3周で“退散”していくとん・ちん・かん、その後を追うように減速すると・・・正面で元気に手を振っている男の姿・・・遅れてきたmanabuだ。右手を握り直して“L1”、…
見たことのない弧を描いて、東へと消えていった台風。アスファルトには、小さな水たまりが残っている。雨と雲で冷やされた風が、開け放した窓から窓へと通り抜けていく。肌に触れる冷気は、エアコンでは作れない、柔らかさを纏っていた。 白いカーテンの裾が…
見た目の“色艶”で突っ込むと、簡単にタイヤを持っていかれる・・・と伝えるつもりが、「滑ります!」と一言だけ。まあ、言いたいことは案外単純だったりするし、ああだこうだと話したところで、一周走ればわかることだし・・・ヘルメット越しに一声掛けて、…
RM、そして、とん・ちん・かんと三台のCRFを降ろしている横に、一台また一台と集まってくるMX408の常連さん・・・谷田部の一角に、MX408のパドックが移ってきたようだ。いつしか木漏れ日が、乾いた土を照らし始めていた。木の葉の影が強く、濃く、路面に落ち…
久しぶりに見た雨雲が陽射しを遮っている。涼しい朝だ。いつもと同じ7時に谷田部へ出発。いつもと違うのはハイエースの助手席に乗っていることだ。目吹の橋を渡って県道3号線を左折、masaru-chanと交わす、いつもと“ちょっと違う”会話が楽しい。それにしても…
9月に入っていることさえ忘れてしまいそうな、明るい朝。夏好きにはたまらない太陽が、天上高く輝いている。稲を刈り取られた田んぼと少しだけ低くなった光跡が移ろいゆく季節を思わせるものの、朝からこの暑さは・・・まさに夏だ。 “福島帰り”から洗車しか…
<9/1の続き> 執拗にRMのインを突いてくるKX。テールスライドしようものなら、すぐにも刺されてしまいそうな距離感で、バトルが続いている。奥の森からの下り、ライン上のコブにマシンを合わせられずに、激しくリヤが振られる・・・右腕にもうまく力が入ら…
小学校の校庭に子供たちの姿が戻っていた。校舎の窓に朝日があたって、飛び回る白い背中を賑やかに見せている。朝から元気をもらって走る9月の空は、初秋にはまだ遠い、眩しい夏空だ。 9月・・・ちょうど今頃だったのだろう、初めて八尾の町に寄せてもらった…
※最終話には一歩届かず・・・ 体内時計が“MX408仕様”になっているのか、20分ほどでタレる二人・・・スロットルを握り締めているおかげで、右腕がすぐに上がる。揃ってパドックに帰ってくると、傾きかけた太陽が、Bongoの車影を少しずつ左へと拡げていた。ジ…