leap day

ひと月前からずっと、鉄鉢袋の奥に詰まっていた厄介ごとが、とりあえず消えてなくなった。麻酔が切れて、今ごろ痛みに眠れない時間を過ごしているのかもしれないけど、こちらはようやく枕を高くして、ぐっすり眠ることができそうだ。

厄を捨てればカラダも、ココロも軽くなる。うるう日を跳躍の日と言う国にあやかり、他の厄介ごともまとめて、ここらで一気に跳び越えてみようか。明日からは生まれつきの弥生。少しの勇気を出して跳び出すには、またとない時季だ。