中川に浮かぶ夕陽をめがけて

中川を挟んだ隣町、柴又に亀有。其処に暮らす二人は、紛れもなくヒーローで、気づけば姿も何もかもが重なり合って、ひとつに映る。千住のおばけ煙突が消えた年に生まれたワタシは、二人の背中に東京の夕陽を映しては、草だんごやあんこ玉の甘い匂いに焦がれる。

125ccのGROMを駆り出すにはちょうどいい、ゆるい距離感。通りの広さも、原付二種にお誂え向き。家から走り出しても、1時間とかからずに届く東京下町。。この秋、プチツーリングを気取って、ちょっと散策も悪くない。亀有駅前の両さんにも会ってみたいし。