夕の陽光の中で 3
<10/27の続き>
パドックに現れたmaedaさんと、遅れてやってきた今日の同伴#69さん。二人と話していたら、着替える前に9時になってしまった。せっかくの30分が過ぎる間、パドックへと流れてきたトランポは、VOXYともう1台だけ。殺風景なことに変わりはない。そして、その広いパドックを斜めに横切って、青いYZが走り抜ける。台数も揃っていないし、辺りは気のおけない連中ばかり。谷田部で繰り返してきたコーナーリングを試すには、もってこいの日曜日。黄色い“助っ人外人”を左ヒザに巻きつけ、前後で4組、8本のベルクロテープで、しっかりと締め上げる。雲間からのぞいた太陽が、RM85Lのゼッケンプレートにまぶしい陽だまりを作っていた。
<つづく>