未来

春、卒業の季節。別れや旅立ちの言葉が、哀愁のある旋律に乗り、心をざわつかせる。そこに、第一志望が叶った歓喜の陰で、唇をかみしめる姿が重なる。そんな背中にこそ、エールを送りたい。かつての自分がそうだったように・・・・・・。

挫折しても、強くなって立ち上がれば、それでいい。君には明日しか、幾重にも色を重ねられる未来しかないのだから。負けを知り、勝ちをつかんだ未来の君に、いつ会える?負けっぱなしで、うなだれたままの君に、いつさよならできる・・・・・・。

卒業、おめでとう!