とは言うものの...

「心機一転!」、「気分一新!」、「リニューアル!」。

声高にそう意気込んでみたところで、テレワークのパソコンから外す視線には、雨に濡れた隣家の瓦屋根が覗くだけ。変わり映えのしない毎日がもう、気づけば一年以上過ぎている。

つくづく自分は「人」なのだと思う。街に生き、街に生かされる、ありふれた人間の一人なのだと。それは、職場と得意先が集まる都内であり、出張先の地方都市であり、見知らぬ土地であり・・・・・・。

少しでも早くそのフィールドに戻りたいと、あらためて願うばかり。