RMのハンドルを握りなおして、ステップには立ち上がったまま、一度左に傾けた車体をすぐに右側へと寄せていく。コーナーの広さが目に入らないほど、たったひとつの線が砂に刻まれ、斜めに横切っている。小さなS字は、外に向かってなだらかに落ちていく・・・…
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