<10/30の続き> 動きの鈍い上半身が、若いKX85Ⅱのサスペンションに助けられながら、高速の左コーナーへと斜めに跳び出す。ここは、ラインの上に、まだ湿り気が残っている。真新しいフロントタイヤを頼り、左に覗く路面めがけてハンドルバーを倒し込む。傾い…
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