まったく、とんだ誕生日だった。一晩過ぎても、右肩が痛いまま。湿布薬の冷たく痺れるような感覚は、ひさしぶりで、鈍くて深い疼きを撫でつけている・・・。 庭先で小さくほころび始めた菜の花。午前十時、薄く張った春の雲が晴れ渡るのを待って、その可愛ら…
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