<7/11の続き> 「この道、こんなに走らなかったこと、なくない?」 軽トラの助手席から、顔を前に向けたまま、ryoがつぶやいた。江戸川を渡って、関宿から梅郷に抜ける県道。窓から垂らした二の腕に、生ぬるくなった風がまとわりついてくる。誘われた袋田ま…
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