週末、11時。ホームに入ってきた中央林間行きの急行に乗り込み、車内で腰を下ろす。座席は歯が抜けたように空いていて、つり革につかまっている姿は見えない。わずかにドアにもたれかかっている人が居るのは、次の停車駅で降りるのかもしれない。空調に、窓か…
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