銀座線の終点、ホームの一番前から階段を上って、改札を抜ける。暗い照明に、時代が巻き戻ったような構えの立ち喰い屋が並び、その中のひとつ、蕎麦屋の焼き場からは香ばしい匂いが流れてくる。一瞬止まる足、奥に居た店主と目が合った。ここでつかまるわけ…
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