<11/12の続き> 第1コーナーのバンクから、走り去るCRFのリヤタイヤを引き戻すようにして、ゆっくりと息を吐く。視線をフロントタイヤの右横、バーを支えているピンに戻して、息を止める。いっせいに吠えだしたはずの轟音は、まったく耳に届かない。心臓の…
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