江戸川を越えて、灯りのない土手の上を、ゆっくりと歩いていく。わずかに瞬いていた星も消えてなくなり、雲の薄くなった端からは、月明かりがこぼれてにじんでいる。 きみがいた夏は とおい夢のなか 空に消えてった 打ち上げはなび 隣町の大きな花火が見られ…
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