ビッグテーブルを跳び越え、舞う砂塵のはるか先を追いかける。固く乾いた感触がハンドルバーを伝い、開いた両腕から握力が抜けていく。バックストレートに沿って走る、緩やかな直線。2ストローク85ccが5速に入ってすぐ、軽く上りながらの左カーブが待ってい…
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