気の滅入ることばかり、散々な六月だった。 ただ、こうして雨上がりの夜気につつまれていると、19年ぶりにフェリーで北海道に上陸したことや房総で洒落た旅ができたこと、そして、浦安の街並みを走れたこと。愉快な日々だけが思い出される。 「空にかかる雲…
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