日曜日の午前零時。 北に延びる真っ黒な幹線国道が、赤いテールランプをまばらに泳がせている。RM85LとCRF150RⅡに占拠された荷室が、時折、真後ろから迫るヘッドライトに浮かび上がっては、すぐにまた漆黒の闇へと戻っていく。眠気覚ましに鳴らすカラオケの…
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