<9/24の続き> 午前二時。 信号待ちの右手から、小さなテールランプが二つ、いきなり翻った。Vツインの低音が黒いアスファルトに弾けながら、大きく弧を描いて、闇に溶けるように一気に離れていく。真夜中に単車と戯れる背中をただ見送り、青色のシグナルに…
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