<3/21の続き> 3つ目の右コーナーをすり抜け坂を駆け上がるまでに、もう誰も見えなくなった。 前に出たとたんにそれまでの勢いが消えてなくなり、両腕は何かを守るようにぎこちなくハンドルバーを動かす。一瞬、速いのか遅いのかがわからなくなって、コーナ…
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