途切れてしまった糸を繋ぐことはもう、できなかった。 「ラスト1周」のボードをくぐり抜けて、ホームストレートエンド。第1コーナーを苦手なインサイドに寄せ付けて、右へと折り返す。直前に撒かれた散水の痕が立ち上がる直線へと孤を描き、うっかり右手を開…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。