手のひらに掛けていた力が、一気に消えてなくなり、あやうく上半身から崩れ落ちそうになる。まるで夢でも見ていたかのように、あっけなく晦日が暮れていく。いつもならキーボードを叩きながらの夕餉も、今宵、画面はスリープのまま、真っ黒なディスプレイに…
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