「雪!?」。 季節を一月半も急いだ卯月の始まりに、なぜか素直にそう頷いた。フロントガラスを左から右へ、大粒の雪がさぁっと流れていく。一瞬で視界を奪われ、ホワイトアウトさながらの場面に、アクセルペダルから右足が離れた。減速してゆっくりとなった時…
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