さすがのゴジラも太刀打ちできまい

4月最後の一日。“世界一”を拝みに、遅めのスタートで東に向かう。朝方の冷気が残っているのか、信号待ちから走り出すとジャケットの内側が冷たくなっていく。この時期の山間らしい雰囲気に大満足、すっかりロングツーリングの気分だ。

目吹の橋を渡って県道3号線を右折、つくば・土浦方面に進む。途中、つくばエキスプレスの沿線では、大がかりに“新道”を造成していた。初めて通る道だったけど、次はもう走らせてもらえないかもしれない。赤茶けた盛土を横目に、美浦に向かって東進を続けた。

国道6号線をくぐり、しばらく走ると阿見町に入る。単調な国道125号線を左に外れて、霞ケ浦の湖畔へ。湖の西岸を走る一本道、路肩に停まる車は釣好きの仕業のようだ。湖を渡って届く風が冷えた体に堪える。そんなこともあって、釣り人の邪魔をしないように一つ高いギヤで“ゆっくり”と走り抜けていく。立ち寄った展望台から、湖面が奥に向かって霞んでいる。その“奥行き”が、日本で“二番目”の大きさを思わせているような気がした。

IMGP1770_convert_20100430221635.jpg

美浦村からは反転、本来の目的地にフロントを向けてEXC-Rを走らせる。だいぶ近くに来ているはずなのに・・・なかなか姿が見えてこない。「地図不要」でたどりつけると思っていたのは甘かったのか?とりあえず最も近くにあるランドマーク「阿見プレミアムアウトレット」を目指してみた。圏央道阿見東インター」に隣接しているとあって、迷うこともなく、近づいていけている。そうこうしているうちにようやく、牛久大仏の後ろ姿が視界に飛び込んできた。今まで見えなかったのが不思議なくらいの大きさだ。方向は定まった、掲げられた「牛久浄苑」の案内板を無視して交差点を曲がり、「阿見プレミアムアウトレット」を左手に直進しようとしたら・・・何と高速の入り口!あやうく圏央道に吸い込まれるところだった。あわててUターン、改めて案内板に従って・・・いざ牛久大仏の“足元”へ。

<続きは後日>