下りとジャンプ・・・どっちもまだまだ、永遠?!の課題だ~その4

お昼まで残り30分ほど。午前中の“締め”は、二本目のバトル練習だ。一本目とは反対に、先行するCRFをRMが追いかける展開・・・だいぶ感覚が戻ってきたのか、1周目から吹け切った音を残して走るCRF、マズイ・・・着いていくのが精一杯だ。しかし、その走りは2周しか持たなかった・・・3周目から、いきなりCRFが暴れ出す。原因はマシンではなくてライダー、かなり焦っているのだろう、心臓の音でも聞こえてくるようだ。こうなると断然こちらが有利、後ろでじっくり様子を見ながら機会をうかがう。5周目の第1コーナーでラインを交差、アウト側に膨らみながらテーブルを跳んでCRFの前に出る。そのまま上りのストレートを加速、奥の森に消えていく頃には・・・CRFの音は、もう届かなくなっていた。さすがに3ヶ月もの“空白”があっては一気にタレるのも仕方がないか。すぐにCRFはコースアウト、その後は一人、KX450Fの背中を見ながらチェッカーを待つことに。

・・・いつまで走ってもチェッカーが振られない。もういい加減?!・・・とパドックに戻ってみれば、12時を15分ばかり過ぎていた。う~ん、いい感じのユルさだ。管理人さんの言葉に甘えて、レンガ造りの洒落たテラスにお邪魔させてもらう。ウッドデッキに白いテーブル・・・その上に並ぶ「カップ焼きそば」が、ちょっと哀しいけれど。日陰で涼みながら、午前中の走りを振り返る連れとワタシ。1勝1敗のバトルに、お互い言いたい放題。ただ、GW明けから体力作りに励んでいた連れは、あまりの不甲斐なさに・・・かなりしょげている。その連れの向かいで、KX250Fの“暴力的な加速”をまくし立てている兄ちゃん、何度か“バックドロップ”を喰らいそうになったらしい。貧しいながらも楽しいランチタイム、kappaさんとも話が弾んで・・・昼休みはあっという間に過ぎていった。

<明日の鮫川支度があるので今日はこの辺で・・・午後の様子はまた今度!>