テーマは全開!夏フェスと福島遠征の成果は如何に?!~レース編1

午前中のフリー走行が終了、まるでレースを3ヒート走ったような感覚だ。その心地良い疲労感に包まれながら迎えた昼休みは、眩しさだけじゃなく、しっかりとした陽射しに照らされて・・・テントを持ってこなかったことが恨めしく思えてしまうほど暑い。ただ、真夏の灼けた感じはなく、風が吹けば身体が冷たく乾いていくのがわかる。路面だけじゃなく、陽気もベストコンディションのようだ。

Bongoが作るわずかな日陰に入って、温かいカップ麺をすする。吹き渡る風のおかげか、大汗をかくこともなく、美味しく平らげることができた。昨夜バイトが遅かったryoは、椅子に座ったまま熟睡を始めている。okano師匠とそのお仲間さんとワタシの三人と言えば、自転車の“深イイ”話で大いに盛り上がる。でも、バイクより高い自転車って・・・ママチャリと比較されては、カーボンフレームのマウンテンバイクも形無しだけど・・・家にあるBMXの10倍じゃきかない値段には、正直驚かれさてしまった。もうすぐ1時・・・午後のレースを告げるsaitoさんの声が、パドックに流れていった。

フルサイズのサンデークラスからレースが始まる。事前エントリーの締め切りを待たずして定員となった、イバMOTOで一番アツいクラスだ。スターティングマシンを半分しか使わなくても隙間なくマシンが並んで“フルグリッド”の状態、スタート15秒前、腹に響く野太い排気音に見ているこちらもゾクゾクしてくる。iguchi師匠の掲げるボードがひっくり返されて、スタート5秒前!一気にエンジン音が割れるように騒がしくなり・・・7、8、スターティングバーが落ちた。一瞬エンジン音が最高潮に達したかと思うと、一斉にマシンが飛び出してくる。横一線のきれいなスタートだ。

<ニセmanabuは表彰台を手にすることができたのか??・・・結果は次回明らかに>