大人ゆえに・・・お楽しみは来週にお預け~その5

<3/10の続き>

ただでさえイン側のラインを攻めるのが得意なokano師匠。勝負となれば、それこそ“執拗に”攻め立ててくる。第一コーナー、スネークが終わってストレートへと続く左コーナー、新設された連続ジャンプ手前の左コーナー・・・スルスルっと視界の左隅に忍び込んでは、前を窺う。さすがにRMの動きをよくわかっている。この三つのコーナーで、RMがインを走ることはない。大回りをするから、一瞬にしてその差が無くなる・・・。

ならば、と、調子が出てきた奥のフープスで、後ろからついてくるCRFの排気音を引き離しにかかる。さらに“勢い”をつけて一つ目のコブに突っ込み、satakeさんに見守られながらフープスを脱出すると、予定どおり音も姿も消えていった。しかし、そこからが師匠の底力。インのラインをつないで迫ってくる走りには、いつものことながら底知れぬ“恐怖”を感じる。結局、フープスで作った“貯金”は、リズムセクションに入る手前の左コーナーまでしか持たず、新設された連続ジャンプを二人“仲良く”乗り越えて、崩れたリズムのまま二連ジャンプとテーブルトップを跳び越えていく。

どうやら奥のストレートからフープスを通過するまでは、RMが“上手”のようだ。それ以外のコーナーで、CRFがじわりと距離を詰めてくる。ただ、その繰り返しも長くは続かなかった・・・。なかなか前に出られないことに嫌気がさしたか、それとも二日連続の疲れが出たか・・・いつしか師匠の姿が見えなくなっていた。後ろを振り返っても、赤い車影を捉えることができない。リズムセクション最後のテーブルトップを跳び上がり、前方を見やると・・・チェッカーフラッグを小脇に抱えたsaitoさんの後方に、CRFを停めてコースを見つめる師匠の姿が・・・午前中はワタシに軍配だ!

<昨日の疲れで・・・今日はここまで。次回で終わりかな?!>