春ラ！ラ！ラ！
アスリートやら俳優やら芸人のみなさんが、涙と笑いを織り交ぜ、「自分に元気をくれる応援ソング」を紹介している。聴き覚えのある旋律も、案外きわどい歌詞がその上を流れていたりして、ちょっと驚かされる。ただ、どれもこれも、KISS ARMYには響かない。芸能界に同胞はいないのかい？そんな悪態をついては、毎夜ロックンロールで、毎日パーティ三昧♪と鼻を鳴らす。横に座るkeiが、「訊くだけ野暮だったね」と、これまたKISS ARMYに失礼な言葉を投げつける。ただ、ちょっと待て。もちろんワタシの元気ソングはRock and Roll All Niteだけど、“春”に限って言えば、もうひとつふたつ、曲が浮かばないわけでもない。
ひとつはランちゃん、ミキちゃん、スーちゃんの三人が歌う名曲、誰もが知っている「春一番」。もうすぐ春ですねえ、恋をしてみませんか？と言われれば、ウソでもその気になる。そして、ふたつめ。ワタシにとっては、こちらが一番の春ソング。永遠のアイドル、真子ちゃんの「春ラ！ラ！ラ！」だ。元カレと今カレと私の三人そろって、春ラ！ラ！ラ！。何か始まるこの季節、三人そろって、春ラ！ラ！ラ！♪。とんでもない歌詞でも、真子ちゃんの笑顔がすべてを帳消しにして、なお余りある・・・。
その真子ちゃん、アラフィフでもしっかり昔のままで、数ある名曲を歌い続けている。生粋のアイドル・・・振り付けもはしょることなく、昔のまま。どこかKISSのようで、それがまたワタシの心につき刺さる。ファンでいてよかったと思える瞬間、一年前の姿を眺めて・・・さあ、一緒に春ラ！ラ！ラ！
