ハナノキオク

白く光った雲の下、わずか3速に入れて走っただけなのに・・・。

気負いのいらない低回転でのチカラ強さが、伸びきる途中で一気に弾けていきそうな感じ。一晩してもカラダに残るどこか懐かしいこの感覚は、紛れもない愛すべきナノハナカラーのマシンが、カラダの奥深くに刻みつけていった、香しいキオクだった。