313年の時を超えて

「14日といえば、月は変われど殿のご命日」

この件で始まる忠義の仇討ちは、313年前の話。平成の御世も四半世紀を過ぎては、忠義なんて言葉はすっかり無用になってしまったらしい。新聞のテレビ番組にも「忠臣蔵」の文字を見つけるのが難しくなった今だけど、時代錯誤と言われてみても、やはり義の心は美しい。

古き良き流れを自分の代で絶やさぬよう、ryoにだけは伝えておくとしようか。