Music Life

ryoが生まれるずっとずっと前。keiと出会うずっと前。GibsonFenderに憧れ、スラングを必死に覚えてた頃のこと。懐かしく思うのも仕方がない。そんなカバーがずらり並んでいる。

鏡に映るしわだらけの顔にも、まだ翳りなどなく、艶と張りが十分だった頃の話だ。街並みには色があふれ、夜の帳にきらびやかな灯りが揺れていた時代。絶望的な悩みなんて、ひとつもなかった。まるでRock and Roll All Nite、毎夜パーティーのように誰もが光り弾んでいた。「今」があまりにさえなく霞んでしまうのは、時代のせいか、それとも老いてしまっただけなのか・・・。

もう一花、そう思える一枚。KISSに感謝!