Debut 6(完)

小さなアールに迫り、ステップに立ち上がったワタシの薄いブルーレンズに、黄色のクチバシが映り込む。極限まで遊びを嫌った85SXと比べてしまったら、多少目をつむらなくてはいけないところがあるけれど・・・このかけがえのない視界を演出してくれるのは、こいつだけだ。新しい相棒が今、ようやく走り出した。