Forever

1989年。ryoがようやく歩き始めるようになった頃、まだ社会人になり切れていない気分で手に入れたアルバムは、重量感のある曲調に、ブルース・キューリックの速弾きだけが線の細い旋律を奏でていく。CD黎明期の終わりらしく、1枚に15曲も突っ込んであって、KISS ARMYにはうれしいアルバムだったことを今でもよく覚えている。エリック・カーも自然にリード・ヴォーカルを取るようになって、メイクを落としたKISSに馴染んできたのも、ちょうどこの頃だった。

あの頃、何もかもが永遠と思っていたのに・・・エリックはあっさりと逝ってしまった。永遠なんてものはない、それでもワタシは口ずさむ、今でもForeverと。

This day in KISSTORY - October 17, 1989