カラダよりココロが先に・・・

起きてからのほとんどをノートパソコンの画面に対峙していると・・・小さなカラダが、もっと縮んでしまったような感覚になる。それでも三日続けてようやくひとつ、仕事の終わりが見えてきた。外したメガネをキーボードの上に放って、背中を反らせるように両腕を天井に向けてみる。動かない上半身に、首筋から肩への筋肉が引っかかったように強ばり、肘は残ったまま。うまく伸びてくれない。これじゃあ、気持ちまで固まっちまうね。そううそぶき、閉めきっていたガレージの扉をパンと開いた。蛍光灯の灯りに、浮かぶ愛機。そこだけ花が咲いているように輝き、いい眺めだ。この週末、こいつでどこを走ってやろうか。気持ちが先に、少しほぐれたみたい・・・。