・・・また一難

一難去ってやってきた災難がまた、落ち着かない日々を連れてくる。

不確実に祈るだけの時間に、何もできない無力感が重なって・・・今度はそれが二週間も続くことになった。「きっと大丈夫!」と言葉だけの気休めは、言っても仕方がない。それでも「何でもなくてよかった」と笑える日だけを心底思う。

本人が一番ツラいのはわかっている。だから父は、心許ない心臓で祈り続ける。