ありがとう、Yellow GROM

ryの小さな体をそのコンパクトな車体で北の大地まで運んで、ぐるりと巡った黄色いマシンが、手に入れたところまで帰っていった。それももう、5年前のことになる。大した思い出を刻むことはなかった125ccは、それでもori-chanと初めてのツーリングに出かけて、二十年ぶりになるキャンプツーリングへも誘ってくれた。

自分の不注意で新春早々にBongoを失い、新しいトランポのためにドナドナされてしまったGROM。その深い黄色は、どこかオールドドカティを思わせてくれて、5676kmの短い付き合いを色濃くしてくれていた気がする。XG250がやってきてからは、さらに出番が少なくなって・・・・・・あっけなく別れの日が来てしまった。

いままでどうもありがとう、ryoの代わりに!