対峙

巷では、一山越えたような、安堵する物言いを耳にするけれど・・・・・・スギよりもヒノキの花粉に、より強い反応を見せるワタシには聞こえない。

ここからが正念場、スギの子たちに痛めつけられた目鼻の粘膜に、ヒノキっ子が追い打ちを掛ける。咲き急いだ桜と違って、こちらの兄弟はマイペース・・・・・・というか、実に律儀だ。奇をてらうことなく、しっかり時季を見て、そして、ちゃんと訪れる。量の過多がたまにあるけど、これまたきちんと、去り際の時機も心得ている。

さあてあと一月、天晴れなこの子たちと、ゆっくり対峙することにしようか。