房総

入り組んだ海岸線。イエローラインを割らないように、でも、ターンスピードは落とさぬように・・・・・・いつの間にか隣にkeiとネロを乗せていることも、軽のハイトワゴンであることも忘れて、ただアスファルトに集中する。対向に流れていく単車に奪われる視線。両の瞳にはもう、波に打たれて光る岩礁さえ映らない。3つ4つのコーナーをくぐり抜け、悦に入る。後は左肩が回復するのを待つばかり。