光陰

遅く起きた土曜日。遮光カーテンの隙間から光がこぼれて、口惜しさに心が揺れる。日ごと貧弱になっていく左腕のその手のひらに、いつもの週末が目映くて・・・・・・画面を消して、階下に降りていく。

この気持ちが消えて無くならないうちに、外の世界に戻れることを。