じっとしてもいられない

そんなに乗らない、わけがない。少しずつ動かし始めた左肩と生来の遊び心が、そぼ降る金曜の午後に、同期する。飛んだり跳ねたりはできなくても、二輪に跨がるぐらいはできるだろうし、梅雨明けが迫ってきてはじっとしてもいられない。

温泉、キャンプ、日光、会津、万座、日本海・・・・・・と、ワードは騒がしく駆けめぐり、怪我を押すのが信条とする自分が、ようやく姿を現す。老体にもわずかな再起機能が残されていると期待して、上向いた気分に少し身を委ねてみようか。

迫る梅雨明けに、死角なしといきたいところ。まずはXG250と、ぶらりイクスカーションの準備だな。