天気予報士

天気予報士に、すっかり騙されたのか。

溜まった洗濯物を片づけてくればよかったと、実家からの帰り道、まだ西の空高くにある夏の太陽を、スクラムの小さなサンバイザーで見えなくする。助手席のkeiも同じ思いを、白い雲にぶつけている。そして、もしかしたらこのまま明日もと、宵闇に淡い期待を寄せていたら・・・・・・ここはきっちり、激しい雷雨がやってきた。

今日ばかりは、もう少し強気な予報士が居てほしかった。