山ピーにだったら命を預けましょう!

弟のオペに立ち会うため、午後から病院に行く。手術室に運び込まれる直前、麻酔のせいかベッドの上で眠りこける姿を、何もできずにただ見送る。執刀医の前では、本人だけじゃなく見送るしかない家族も、また無力なのだと痛感した。

14時に始まったオペは、実に中途半端な終わり方だった。一度では終われなかったというべきか。失敗ではないし、数日のうちには良い結果に向かうはずなので、ここは「お医者さん」の言葉を信じるしかない。やはり・・・無力だ。

しかし、外科のお医者さんは大したもんだと思う。ワタシは到底外科医にはなれない。もちろん“頭”の問題ではない。血を見るのが怖いからだ。献血のときでさえ、首を180°反対側にひねって、血が抜ける様を完全に視界から消し去るぐらいなのだから。

山ピー主演の『コードブルー』、昨日の最終回では旅客機の墜落現場が物語の中心に据えられていた。ドクターヘリ+救命救急のドラマらしく現場はまさに“惨状”、その中で若き救命救急医たちが必死に命と向き合っていた。ホントに大したもんだ。もし自分が“フライトドクター”だったら・・・まず現場では使い物になるはずもなく・・・患者を搬送するヘリに向かって一言、「そのドクターヘリ、オレが乗るようだ」。チャンチャン!