いつになったら春本番?

「埼玉県の一部で、ポツポツと雨がぱらついているようです」。アメダスの画像を前に、日テレの平井さんが語りかける。とっても穏やかな人だ。で、外を見てみると・・・どうやら“埼玉県の一部”はこの辺りのようだ。しかし、雨じゃない。白いものがふわふわと風に流されては濡れたアスファルトに溶ける。すぐそこで4月が待っているというのに・・・まさかの雪!積もることはないだろうけど、この寒さはどう?桜の花びらに舞い散る雪なんて、この春は関東でもそんな光景が見られるかもしれないな。そのぐらい今日も寒い。

フロントガラスに落ちる雪が、ワイパーに吹き飛ばされていく。また落ちる。そして、右側に集められては、後ろに飛ばされる。こういう日は、やっぱり車がいい。こんな単調な動きに和まされながら、暖かく快適な1時間を過ごせるのだから。標準装備のスピーカーも “できる範囲”の音でKISSを聞かせてくれている。ライヴを意識したKISSの楽曲は、多少ヘタレなスピーカーでも十分に楽しめる。幾重にも音を重ねたアレンジが得意なバンドとは一味違う。ただ一つ、元気のある音量で聞けないのが残念ではあるが。

陽が沈む少し前になって、ようやく雨が上がった。見上げれば、月が輝いている。真冬を思わせる、白く小さい月明かりだ。ただ、こんな月が拝めるのだから、明日は良い天気でしょう。何かうれしい!