その日が来ても絶対に乗船はできないと思うけど

今日で3月も終わり。そんな「年度末」に、あろうことか休暇を取っている。まあ、正しくは“取らされている”休暇なので、それほど後ろめたい気持ちもないけど。体調も悪いし、のんびりさせてもらいましょ!

花粉なのか風邪を引いたのか、唾を飲み込むのが嫌になるぐらい喉が痛い。鼻水もよく出てくる。のど飴とティッシュだけが大量に消費され、体調はあまり改善されていく気配がない。CRFの洗車はryoに任せて、ガレージの掃除なんかをして午前中をやり過ごす。

もうちょっと太陽が照ってくれれば、無理にでもEXC-R(しばらく火が入っていない)で走るつもりだったけど、午後になっても体調不良を吹き飛ばすだけの青空にはならなかった。なので、昼間からryoと二人でDVDを見ることに。作品は・・・リリースされたばかりの『2012』だ。

物語は、この手のアメリカ映画では定番的な展開。自然の力に深まる家族愛みたいな。真偽のほどは2年後の「冬至」になればわかるだろうけど、本当にマヤの人が予知していたとしたら、それはもう、感心して果てるしかない。ただひとつ、現代版『ノアの方舟』を日本で建造できなかったことが、何となく切なかった。

映画は、その『ノアの方舟』が喜望峰を目指すところで終わっている。そういえば、女と出会ったその日に、この映画を見た男がいたっけ。しかし、彼の“愛”は、映画のように喜望峰に向かうことはなかった。いつの日か喜望峰にたどりつけるといいけどねぇ。タイムリミットは・・・あと2年!だ。