Super Cityが舞い上がる♪TO・KI・O!

ヨーヨーの日から一夜明けて、雨の月曜日。今日は朝から東京縦断、2時間ほどの「旅」に出る。通勤ラッシュも終わった上野駅、ただ、京浜東北線の快速運転までには少し時間がある。どちらに乗っても変わらないということで、品川へは先に入ってきた山手線にしてみた。

電車が浜松町の駅にすい込まれていく。窓から目にする東京タワーは、てっぺんが雨にかすんでいた。完成したスカイツリーなら「下半分」しか見えない計算だ。新入生に扮した「小便小僧」を見送り、視線を車内に戻すと、今度は週刊誌の中刷り広告に目がいく。「日本経済はこのまま死ぬのか」週刊誌らしいと言えばそうだが、割と強烈なセリフだ。アジアの列強にしてやられているとは。厳しいけれど妙に納得、当然このまま死んではほしくないけど。

用事を終わらせて、京浜東北線で戻る。もちろん「快速」だ。東京駅に到着すると、異国の女性が乗り込んできた。向かいのシートに腰を下ろす。透き通るような白い肌に、薄く青い瞳。東洋人にはない透明感のある「白」と「青」の取り合わせに、思わず見惚れてしまう。その色のついた瞳に『TOKIO』のワンフレーズが重なる・・・“空を飛ぶ、街が飛ぶ、雲を突き抜け、星になる“。スカイツリーが出来上がる頃には、そんなやんちゃな東京に戻っていてほしいなー。ねぇ、ジュリー!