炎の大連休、とりあえず2位で締まりました!

寝坊したわけでもないのに、すっかり出遅れてしまった。いつもより余計にアクセルペダルを踏み込んで、昨日と同じMX408へとBongoを走らせる。“おみやげ”でもらった「暫定スケジュール」だと練習走行は2組目、「それには間に合うだろう」と考えてながら走っていると・・・「あっ、参加受理証・・・忘れた」。戻っている時間もないし、「イバMOTOだから大丈夫だよね!」と勝手に納得して、そのまま先を急ぐ。日曜日のせいか車の数も少なくて、時間短縮はできそうな感じ。途中いつものミニストップでお昼(昨日の反省から“割子そば”を選択)を買い出して、MX408到着は8時30分を少し回ったところ。いいペースで走ってこられたようだ。昨日とは打って変わって賑わうパドックに、408のコーススタッフも勢揃い。疲れていた身体が軽くなっていく気がした。

dora-zeroにkawaraさん、その向こうには“大御所”okano師匠の姿も見える。junkoさんも、スタッフではなくて走るみたい。このところ少ない台数&混走が多かったせいか、同クラス20台以上で走る練習走行はかなり刺激的だ。路面も昨日とは違って完全にドライ、とっても走りやすい。おまけに、久しぶりに味わう「練習走行なのにレースペース!」なMX408独特の雰囲気にテンション高めで・・・あっと言う間に3本の練習走行が終わってしまった。身体はへたばっているけど、実に爽快!すがすがしい気分で昼を迎える。

iguchi師匠が“スタート5秒前”のボードを下ろす。ギヤを1速にシフト、1・2・3・・・回転数を上げ、思いっきり前傾姿勢でスターティングマシンに目を凝らす。バーが倒れて・・・スタート、全開!真っ先に1コーナーを回る、ホールショットだ!しかし、花の命は短くて・・・3周目にトップを明け渡すと、2番手に甘んじて周回を重ねることに。コースサイドからの声援を受けて懸命に走るものの前との差は開かず詰まらず・・・そのまま2位でチェッカー、レースが終わった。結果は表彰台だけど、内容には課題が山積み。そのうち、すでにレース中にはっきりしたことが一つ・・・全開にできるところで全開になっていないのだ。本人は全開のつもりでも、ふと右手を捻ってみると、・・・まだ開くじゃないですか!精神的にも“根負け”だったけど、まずはグリップの“握り”を見直して、奥に向かうストレートを全開で走れるように頑張ってみよう。今より確実に速くなるはず?!だ。それと、登りも開けられるところまでしっかり開けられるように・・・今週末も練習あるのみ!

今年のイバMOTOは「サンデーMX」形式に衣替えしての登場となっている。思えば初めてMX408を走ったのが、雨の「サンデーMX」だった。午前中にたっぷり練習できて、午後に1ヒートレース。エントリー費がお手頃なのも手伝って、“幼い二人”でエントリーしてみたのだ。道に迷ってようやく辿り着いたMX408、壁のように見えた登り坂に度肝を抜かれたのが懐かしい。その「サンデーMX」がイバMOTOの名で帰ってきた。歓迎すべき復活だ。初心を思い出させてくれた今日のイバMOTO、やはりryoと一緒に走りたかった・・・次回7月25日にはTEAMナノハナでエントリーできるといいけど。