案外飛ばしている?!昼下がりの京浜東北線

“社会復帰”の初日は、両肩の関節痛から始まった。おまけに起き抜けから階段が辛い。ただ、大連休の最後をモトクロス三昧で終えた結果の筋肉痛に、充実した晴れ晴れしい気持ちになるから不思議なものだ。そんな想いを巡らせながら走る通勤路、少し見ないうちに、職場近くのケヤキ並木が透き通る緑の葉っぱを空いっぱいに広げていた。

連休疲れの身体を引きずるようにして、午前中から都内へと出かける。駅の階段は“すべて”エスカレーター、短い間隔で襲ってくる“睡魔”も外の景色を眺めてやり過ごしながら、何とか無事に任務完了!品川からの戻りは、いつもの京浜東北線の快速だ。先頭車両の一番前に乗り込む。新型車両の正面は前方が開けていて、手軽に運転手気分を味わうことができる。田町駅、入り乱れた線路が“ワダチ”のように複雑なラインを見せている。快速通過の新橋駅では、ホームを抜ける直前のカーブに“本気”で恐怖し、神田駅でも真正面に迫る中央線ホームに突っ込みそうな錯覚に驚かされて・・・すっかり興奮、眠気も覚めて上野駅に到着だ。

電車とホームを歩く人の間が、かなり近いことに正直びっくりした。「黄色い線の内側までお下がりください」は伊達じゃない・・・上野駅で“階段”を上りながら、運転士さんの技術に改めて感心させられた。