何故か苦手な右コーナー、あとは練習しかない?!

<「半クラでごまかせないコースは楽し難し:5/1」の続き>

普通に暮らしていれば味わうことのない、ちょっと変わった“体験”をしてきた連れが、一年以上のブランクがあるとは思えない走りを見せてくれる。さすが一年でMCジュニアに昇格を決めただけのことはある。そのCRF150Ⅱに触発されて、我がRMもブッ飛んでいく。“初期化”されてしまったような相手に置いていかれるようじゃあ、何のために走り続けていたのかわからないからね!ただ「持久力」だけは明らかにワタシが勝っていた。5周と持たない連れは・・・本人が一番悔しかったみたいだ。

下り切ったコースの“底”から駆け上がり、いくつかのコーナーを過ぎてスタート地点に戻ってくる。その途中、短い下りと上りをつなぐ右コーナーがうまく曲がれない。インに入っては膨らむし、アウトバンクに当ててもマシンが寝かし込めないで・・・どうにも苦手だ、右コーナーは。おまけに落した速度を鋭く短い“上り”で取り戻すことができるわけもなく・・・失速させたまま小さな“2連”に突っ込んでいく・・・もちろん座ったまま。毎周その繰り返しだ。左足の踏ん張りとフォームを意識しながら走るものの、丸一日走ってうまくいったのはほんの数回・・・まだまだ練習が足りないね。

先に上がった連れを尻目にひとしきり走り、3時過ぎ、RMを吹っ飛ばすこともなく無事走行を終了。偶然隣に居合わせたryoのmixi仲間(『DIRTSPORTS』にも特集された有名人です!)と牛久大仏ツーリングの話で盛り上がりながら、のんびりCRFとRMを片づける。荷物と課題と大きめの満足を積み込んで、埃舞う山の頂から街へと下っていく。汗を流しに温泉へ向かう車の中は、興味深い“体験”の話で笑いが止まらない。体験談を聞くだけにしておきたいものだけど・・・知らない世界の話で面白かったよ!

IMGP1784.jpg

アップダウンはないものの、MX408にもうまく曲がれないところがいくつかある。フープスの後、“左”を一つこなすと待っている「右の3連発」は、滑りやすい逆バンクから始まるMX408の難所(ワタシだけ?!)だ。自分だけが極端に遅い感じに気持ちだけが先走って・・・転倒すれすれの走りになったかと思えば、ウエットでは性質の悪いワダチに悪戦苦闘。そのフープスの“入り”も右コーナー・・・逆回り=右回りになったから当然だけど、右コーナーが多くなったMX408。速く走るには練習あるのみだ!