6月9日で“ロック”の日・・・言われてみれば、確かにそうだ!

keiの従弟に“永ちゃん”好きがいる。たまにしか会わないのに、同い年のせいか妙に話が弾んだりする。お互いバイク好き、ロック好きだからかな?まっ、どっちもジャンルはかなり違っているけどね。そんなseijiくんにおべんちゃらを使うわけじゃないけど・・・大好きな“永ちゃん”の話を、今日はちょっとだけ。

どうしていきなり“永ちゃん”なのかって?仕事帰り、TSUTAYAで『VA』を持って帰ってきたから。MUSIC SIDEの表紙に「矢沢栄吉」が“斜”に佇んでいる。黒のカッターシャツに艶やかな銀のジャケットを合わせ、握り締めた拳を突き出すでもなく、口角を少しだけ持ちあげて真っ直ぐこちらに視線を向けている。表紙をめくると、新作『TWIST』の舞台裏を、前作の『ROCK’N’ROLL』と絡ませながら熱く語っていた。シンプルでストレートなロックンロールを聴かせてくれるという『ROCK’N’ROLL』、その続編として作られた『TWIST』は、ザラザラしている感じと“バンド感”をうまく出せているらしい。ポール・スタンレーのインタビューでも読んでいるような気にさせる話に、ついつい引き込まれてしまった。

去年、「自分と同い年だから」と「紅白」で唄う姿を見てから、ワタシの中で“永ちゃん”が少し変わってきているみたい。“気負いがないカッコ良さ”みたいなものを、すごく感じる。根っこに“シンプル&ストレート“が息づいているから、それが伝わってくるのかもしれない。とにかく“60”にして、このイカした流儀・・・ブレずにロックンロールし続けている姿勢が、KISSに通じるところもあって、好意的に映るようになったのは確かだ。

ロックの日にちなんで、今日6月9日にリリースされた『TWIST』、その『TWIST』を生み出すきっかけとなった『ROCK’N’ROLL』。何かこの2作品を聴いてみたくなった。まず間違いなく手にしているだろうから・・・seijiくん、今度持ってきてよ!お礼に“熱い想い”を聞いてあげるからさ。